こんにちは賢人(けんと)です。
CFDという取引のことはご存知でしょうか?
Contents
CFDとは
CFDとはContract For Differenceの略語で
「差金決済取引」といわれる金融商品のことをいいます。
株や債券などの現物の受け渡しをしないで、その商品の買値と売値の差をやり取りする取引のことです。
実際に商品の受け渡しは発生しませんが、取引で利益が出たら利益分を受け取り、損失が出たら損失分を支払うことになります。
この説明を聞いてFX(外国為替証拠金取引)を連想された方もいるかもしれません。
FXはCFDの一種とも言えます。
FXが外国為替のみが対象なのに対し、CFDでは世界の株価指数や個別銘柄、金や原油などの商品や債券まで、多様な資産が対象です。
そのため、一般には、外国為替のものをFX、それ以外の株式や株価指数等のものはCFDと呼びます。
CFD | FX | |
投資対象 | 株式・株価指数・債券などなど | 外国為替のみ |
レバレッジ | 5~50倍 (商品によって異なる) |
最大25倍 |
取引時間 | 商品によって異なる | 24時間 |
金利 | オーバーナイト金利 | スワップ金利 |
おおまかな違いはこんなところでしょうか。
こう見てもらうとわかるようにCFDの特徴もまたFXと同様に
高いレバレッジをかけられることです。
株式 | 5倍 |
米国ETF | 10倍 |
株価指数 | 10倍 |
商品(金、原油、ガス、穀物など) | 20倍 |
債券 | 50倍 |
おおよそこのような倍率でレバレッジをかけることが可能です。
通常の株式の信用取引ではレバレッジが3倍ですから、手元の資金が少なくてもより大きな取引が可能です。
まぁなんだかよくわからないなと思う方は
CFDはFXの拡張版だと思っておくと良いと思います。
オーバーナイト金利とは
CFDにおいてポジションを翌日まで持ち越すことで発生する金利のことをいいます。慣れないうちは、翌日まで持ち越さないようにしたほうが良いでしょう。
「買いポジション」だと金利を支払う必要があり
「売りポジション」だと金利を受け取ることができます。
CFD 3つのメリット
1.高いレバレッジがかけられる
やはり一番先に出てくるのはこれでしょう。
高いレバレッジをかけられるということは、
証拠金の何倍もの大きな取引をすることができるので、手元資金が少ない人でも大きなリターンを狙うことができます。
また、投資対象のETF(上場投資信託)の中にはレバレッジETF(ブル型ETF)もありますので、より大きなリターンを投機的に得ることも可能です。
レバレッジETF(ブル型ETF)とは
基準となる指数の、2倍や3倍の値動きをするETFのことをいいます。
当然、値動きが大きく短期での取引で大きなリターンを得ることも可能です。このような商品に対して、さらにレバレッジを効かせた取引をすれば、より大きなリターンを得ることも可能です。
2.投資対象が豊富
FXでも高いレバレッジをかけることが可能ですが、FXは外国為替のみを対象にしています。
一方でCFDでは、
- 国内株や外国株などの個別株式
- 株価指数(日経平均株価など)
- コモディティ(金や原油、プラチナ、小麦など)
- 債券
など非常に幅広い投資が可能です。
もちろんこれらの種類はCFD会社によって異なっているため、口座開設を行う際には注意が必要です。
3.取引時間
CFDの取引時間はFXと同様に24時間です。
が、商品によっても取引時間が変わってきます。
会社勤めの場合、日中に株取引をしようにも株の取引時間=業務時間であることが多いため、短期売買などは容易ではありません。トイレの個室でスマホのアプリでちょろっといじるくらいでしょう。
しかし、CFDでは多くの商品に投資することが可能なため、帰宅後の夜なんかに開いているマーケットもあります。
例えば、日本は夜中でもアメリカではお昼だったりしますもんね。
なので、自分の好きな時間に取引ができるマーケットや商品を見つけやすいという特徴があります。
CFD デメリットはアレ
1.高いレバレッジがかけられる
そう
メリットと同じです。
高いレバレッジがかけられるというのは、
大きなリターンを得る機会があると同時に
大きな損失を出してしまう可能性もあるのです。
まぁ厳密にはデメリットというよりも、確実に注意しておかなければならないことという類のものですね。
また、FXと同様に追証が発生することもありますから、しっかりとリスクを管理して、時には損切りをする決断を持てることが必須です。
追証とは
口座の時価評価総額(持っている商品の評価額)が、必要証拠金を下回ってしまった時に、不足分を追加で入金しなければならないこと
おすすめ口座ランキング
では、実際にCFDを行うにあたってどこがいいのか賢人の意見を踏まえて、比較してランキング形式にしてみました。
口座開設前に考慮すべきポイント
まず前提として
CFD口座は複数もてますから、最初の口座選びは、別にそこまで重要な判断ではありません。
むしろ、会社によって取り扱い商品が異なるので、本格的にやるのなら将来的には複数持つこともあるでしょう。
今回はCFD口座の一覧で比較し、
ひとまず手始めに初心者にとっておすすめなランキングを作ってみました。
CFD口座一覧比較
国内の会社ではGMOクリック証券が圧倒的に銘柄数が多く、それ以外の国内の口座を開設するメリットがないことがわかりますね。
これを元に賢人のおすすめ順にランキングにしてみると
CFD初心者におすすめの口座ランキング
総合評価 | |
---|---|
取り扱い銘柄 | 137銘柄 |
手数料 | 無料 |
本社 | 日本 |
電話サポート | 24時間 |
特徴 | 国内シェアNo.1 顧客満足度1位 |
賢人のコメント
とりあえず初心者がCFD始めるならココ一択!
国内に本社をおく証券会社としては、CFDに一番力を入れているといえるGMOクリック証券が、初心者がCFDを始めるのに最適でしょう。
国内の証券会社のどこよりも取り扱い銘柄数が多く、また証券会社としての満足度も非常に高く、電話サポートも非常に好評なため、安心して取引ができるでしょう。
ここでCFDに慣れてから投資してみたい銘柄に合わせて別の口座を開設するのがスムーズです。
総合評価 | |
---|---|
取り扱い銘柄 | 約10,000銘柄 |
手数料 | 無料 |
本社 | イギリス |
電話サポート | 9:00〜18:00 |
特徴 | 銘柄数が圧倒的 |
賢人のコメント
CFDに慣れてきたらココ
イギリス本社のIG証券はとにかく取り扱い銘柄が圧倒的です。
電話サポートの時間がいわゆる「日中」しかないのが初心者にはおすすめできないポイントです。せっかく帰宅後の時間に取引できる銘柄が数多くあるのに、一般的な会社員の人にとっては、これでは満足に問い合わせができません。
まずはGMOクリック証券でCFDを初めて、慣れてきたら銘柄数の多いIG証券の口座を開設するという流れがベストでしょう。
総合評価 | |
---|---|
取り扱い銘柄 | 7銘柄 |
手数料 | 無料 |
本社 | 日本 |
電話サポート | 24時間 |
特徴 | あえて銘柄数が絞られている |
賢人のコメント
ユーザビリティに優れていて見やすい
DMM.com証券の取り扱い銘柄はわずか7銘柄と非常に少なく、逆にそのおかげで全体的に見やすくユーザビリティに優れているため、使いやすいと言えるでしょう。
電話サポートも24時間で対応してもらえやすいのが特徴ですが、はやりGMOクリック証券と比べると一歩劣ってしまっているという印象は否めません。
まとめ
今回は比較的初心者向けにCFDについて記事にしてきました。
とりあえず初心者でCFDを始めてみようと思う方はGMOクリック証券で口座を開いて始めるのがいいでしょう。
CFDは、大きなレバレッジがかけられる分、当然大きな損失を出す可能性もあるのでリスク管理はしっかりして運用を行う必要があります。
また、取引の性質上、投機的な取引を行うケースが多くなるので
これ一本に資本を投下するのではなく、他の投資にも資本を分散させ資産運用をしていくように心がけましょう。
CFDで投資を行う場合は、様々な対象に投資をすることになるので一見すると分散投資できているように見えるかもしれませんが、ほとんどの場合大きなレバレッジをかけた投機的な投資になるため、しっかりと別に安定資産を持つ必要があります。
仮にCFDをはじめる人の貯金が300万円あるなら
ざっくりとした例ですが、
- 100万円ほどをCFDへ(年利目標は投資者のリスク許容度次第)
- 100万円ほどを海外不動産へ(年利50%のもの)
- 50万円ほどをNISAを活用して国内株式へ(年利10〜20%目標)
- 50万円ほどを貯金へ
こんな感じの配分にして、
月の収入額に応じて
- 元本確保型の海外積立(15年で最低140%)
- 手数料が最も安い海外積立(年利約10%)
- iDeCo(イデコ)(60歳まで引き出せないが非常に少額から可能)
あたりで積立投資を行って資産形成を行うのがいいかなと思います。
こうすれば、ドルと円両方の資産を構築することができ、
換金性の高い国内株式を一定割合持っておくことで急な出費にも対応できます。
こういう風に一度自分の資産の割合について考えてみて、どういった分配をすれば自分の目標が達成できるのか、リスクが低いのか、などを考えてみるといいでしょう。
よくわからない場合は、賢人に相談してください^^
もしくは周りの投資家に相談してみるといいでしょう。
元本確保型の海外積立(15年で最低140%)についてはこちら
手数料が最も安い海外積立(年利約10%)についてはこちら
海外不動産(年利50%)についてはこちら
今回紹介した投資手法などについて興味のある方、海外積立のシミュレーションをして欲しい方などいらっしゃいましたら連絡ください。
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こうした基本的な考えや情報を持っていれば、
他の投資案件などのモノサシにもなりますから
ぜひ一度読んでみてください。
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を判断するための知識が必要です。
その知識を手に入れるには時間がかかりますが、
このメルマガでは、賢人が吟味し判断したノウハウが詰め込んであります。
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